アドセンス2度目の審査落ち 価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない
この記事は前回のアドセンス審査が初めて落ちた時の続きとなります。もし、前回を見ていない方はそちらから見ていただいた方が経緯を把握しやすいと思います。
また、本編は主に2度目の審査落ちが発生した要因とその解決策について筆者なりの見解を述べるものとなっています。
アドセンス2度目の審査落ち
2月12日にアドセンスの審査結果がメールで送付されました。結果は掲題の通り不合格でした。不合格の理由は前回同様の「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」でした。
最初の審査を依頼してから審査結果が届くのに約15日(1月10日〜1月25日)かかったのに対し、今回はさらに長くなり、約18日間も時間を要しました。(1月26日〜2月12日)
公式の文言を借りると、通常アドセンスの審査に要する時間は最大で2週間程度であると言われています。おおよそ2週間程度の枠組みには入っているものの超過しているケースが多いのは事実なのでコロナの影響が少なくともあるのではないかと考えています。ですので、今後アドセンスの広告審査を出す方はあらかじめ最大で3週間程度の余裕を持っていた方が良いかもしれません。
前回のアドセンス審査落ち
前回のアドセンスの広告審査が落ちた際は、ブログを始めたてということもありおちること前提で事を進めていました。そのため要因が複数考えられ、ある程度絞ることが難しかったので代表的な部分のみを修正しました。あらためてにはなりますが、前回も今回落ちた理由と同じく「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」でした。
前回の要因と対策
カテゴリページのコンテンツ数
本サイトは4つのカテゴリで構成しているのですが、その内コンテンツが十分にあるのはVODのカテゴリのみでした。そのためVOD以外のカテゴリページのコンテンツ数が不十分として審査が通らなかったという見解です。
そこでの対策としては、アドセンスの広告設定画面より広告のページ除外設定と、コンテンツが少ないカテゴリのコンテンツ拡充(具体的にはそれぞれ2〜4個増加)を行いました。
ページ除外設定はアドセンス管理画面上で簡単に行うことができます。
まずアドセンス管理画面から広告管理の画面へ移動し、編集ボタンを押します。
次に右側のタブより「ページ除外」から「管理」押します。
「除外設定を追加」を押し、除外したいページうURLを登録すれば完了です。
タグページのコンテンツ数
上記のカテゴリページの話と似ているのですが、記事に付与したタグでの一覧ページもあり、タグ1つにつき1つしかコンテンツがない場合も多く見受けられていました。
ページ除外するには膨大な数だったのでひとまずタグの数を減らし、5つほどのタグに集約しました。
プレビューボタンの押しすぎ
これはいささか神話のような話にはなるのですが、プレビュー画面で生成されるURLは、オープンソースではないため閲覧できる人が限定されています。そのためアドセンスの規約に触発し、審査が落ちやすくなるというものです。理論的には間違っていないこともないように思うのですが、であればプレビューボタン自体を廃止するのが妥当だと思うので、プレビューボタンがある限りこの説は間違っているのではないかと思っております。
とはいえ、プレビューを押さなくてもブログを書くことはできるので今現在はほとんど押す機会がなくなりました。
ちなみに使用しているサーバーはConoHa WING(コノハウィング)です。
ConoHaWING(コノハウィング)には、初心者におすすめの「WordPressかんたんセットアップ機能」というサービスを実施しており、普通であればおよそ1時間以上かけて独自ドメイン取得や、WordPressのインストール、WordPressテーマの追加、SSL設定などをしなくてはならないのですが、このキャンペーンを使えばものの10分で設定を行ってくれます。
今回のアドセンス審査落ち
前回の上記の修正を加えてもなお、前回同様の「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」という問題で審査が通りませんでした。そのため部分的な要素の問題ではなく、もっと大きな視点で今一度アドセンス広告審査を知り、自身のブログを見つめ直し必要があるなと思いました。なので、今回はアドセンスポリシー全般の中から今一度自身のブログにひっかかりそうな箇所を洗いざらいにしてきました。
今回の要因と対策
コードが存在しない
まず初めにアドセンスのヘルプセンターに書かれている「サイトで広告が表示席ない場合の対応」とまとめているページを参照しました。
その冒頭でアドセンスの広告を表示させるためのコードが埋まっていることについて書かれていました。私はワードプレスのプラグイン「Site Kit by Google」という機能使っています。ざっくり説明すると、これひとつでGoogleが提供する「Google Analytics」「Google AdSense」「Google Serch Console」などのツールをワードプレス上で一元管理できるプラグインです。そのプラグインを使って自身のブログとアドセンスを紐づけていたので勝手にコードの埋設も完了していると思っていました。しかし、確認してみるとhead内に埋まっていませんでした。もしかしたらコードの埋設はプラグインでは対応していないのかもしれません。
その後、対象のコードをhead内に埋設しました。おそらくこれで広告自体は表示されると思うのですが、そもそもこの問題は広告が表示されるかされないかの問題であり、広告審査の合格規定ではないのでこれをしたからといって審査が通ることはないような気がしています。とはいえ、広告が表示できる環境でないため審査落ちが発生した可能性もあるので意味はあるのかと思っております。
独自性やユーザー利便性
こちらも先ほど同様アドセンスのヘルプセンターを参照しました。こちらは定性的な判断基準のため合格ラインか否かの判断が非常に難しいのですが、私個人の意見ですと合格ラインではないのかなと思っております。理由は3つあります。
1つ目は、引用が多いということです。メインで動画配信サービス(VOD)についての情報発信を行なっているのですが、どうしてもあらすじや作品概要の説明の部分で公式サイトの文言や、某百科事典サイトの文言を引用するケースが多いです。もちろんそのまま引用することは控え、ある程度こちら側で修正したものを記載しているのですが、そういった修正を加えたものであっても検知できるシステムがあるようでその点が引っかかっている可能性があります。
2つ目は、そもそもの情報自体に独自性が欠けている点です。やはり動画配信サービス(VOD)の情報ということで独自性を見出しにくくなっております。できるだけ他の人のサイト内容は見ずに書くようにはしているものの後々見ると被っているケースは多々見受けられます。今後はVOD以外にも専門的な分野で独自性を担保していきたいと思っております。
3つ目は、サイト構成、いわゆるビジュアライズ点でユーザーの利便性を下げている点です。ワードプレスのルクサリタスという無料テーマを用いていて、かなり自分なりに編集を加え、見やすくした方にはなるのですが、大手のサイトを見るとやはり動きがスムーズであったり、フォントが整っていたりと非常にユーザビリティが高いと感じます。この辺りを今よりも良くしようとすると無料のテーマではなく、有料を用いる必要性が出てくるので修正が難しくなってしまいます。
それぞれ要因たらしめるものを紹介しましたが、仮にここの部分が問題であってもすぐすぐの改善が難しいため、特段対策はしていません。この点が問題ではないことを切に願っています。
問い合わせページの有無
この点はあったほうが良いと分かっていたのですが、「無くてもいけるっしょ」といったずぼらな考えで避けてきたものです。ですが、こうも審査に落ちてしまうとやらずにはいられませんので問い合わせページを作成しました。とはいえ、問い合わせページがあっても審査に落ちるケースはいくつかあるようなのでそこまで期待せず待ちたいと思います。
今回行った対策まとめ
コードの埋設
head内にアドセンスのコードを埋設しました。
問い合わせページの作成
問い合わせページを新規で作成しました。
サイトマップ作成
こちらはアドセンス審査落ちとはあまり関係がない点になるのですが、Googleのロボットにより自身のサイトをクロールしてもらえるよう作成しました。
公開記事数は2月13日時点で25記事ほどあるにもかかわらず、サーチコンソールを見るとそのうちインデックス登録されているのはたったの14記事しかありませんでした。インデックス登録がされていないと検索結果画面上に表示されません。つまりその記事は、あるようでないのと同義なのです。そのため早期にGoogleのロボットに記事の場所を知ってもらい、中身を見てもらう必要があります。その作業はサーチコンソールのURL検査をして、インデックス登録をリクエストすればいいのですが、記事を書くたびに個別でリクエストするのはかなり億劫なのでサイトマップを用いることでよりクロールしやすい環境をつくりました。
作成方法は非常に簡単でワードプレスのプラグイン「Google XML Sitemaps」を用いりました。詳しくは下記をご参照ください。
サイトマップを作ったからといって以前よりも確実に早くインデックス登録が行われるわけではないですが、自分でもサイト管理がしやすくなると感じたので採用いたしました。
まとめ
今回も約3つほどの修正を加えました。前回のと合わせると約6つの修正を行なったので次回は必ず合格してもらいたいです。。。!特に今回の修正で定量的な部分は全て合格ラインにのせた気がしており、もし次回のアドセンス審査が落ちたとなるとコンテンツの中身そのものや、サイト構成に問題があることとなり、修正に時間と労力がかなり要求されることになるのでなんとしてでもここで合格しておきたいです。
他のブログでもあったのですが、この「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」という不合格理由は非常に曖昧な点が多く、Googleさんはもう少し明確な対処法を掲示してもらいたいです。(そもそもアドセンスのポリシーや審査基準自体が曖昧なので致し方ないとは思いますが。。。)
調べても調べてもこれといった解決策がでてこないので、皆様ももし同じ様な境遇に出会した場合は、当てずっぽうでもいいので色々な点から修正を挟むのが大切であると思いました。
2月12日(金)に3度めの審査をリクエストしました。また、進捗あり次第投稿します。