Googleアドセンス審査落ち 価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない

2021年6月15日

thumbnail_adsense

この記事は、2021年1月にGoogleアドセンスに審査を申し込み、審査落ちした結果を受け、審査落ちした要因分析と具体的な対処法を筆者なりにご紹介いたします。

同じ悩みを抱えている方や、ブログを始めて間も無お方がよく陥りやすい事象かと思いますので、ぜひ参考にしていただけると幸です。

今回の執筆にあたり参考にさせていただいたサイトは以下になります。

Googleアドセンスとは?

本題に入る前に、ブログ初心者向けに簡単にGoogleアドセンスがどういったものかご紹介させてください。

ふっちゃん

僕もブログを始めたばかりなので初心者目線で簡単に解説するよ!

Googleアドセンスとは、自身が運営しているWEBサイト上にGoogle広告を表示させるサービスです。ほとんどのWEBサイトでもGoogleアドセンスと利用して収益を得ています。

Googleアドセンス特徴

Googleがもつビックデータをもとにサイト訪問者に最適な広告が表示されます。また、サイト自体の特徴も加味し、サイトのジャンルと同じジャンルの広告が表示されることが多いです。

・以前に「英会話」というKWを検索したユーザー
→ 英会話系の広告が表示されやすくなる

・脱毛に関する記事が書かれたサイトを訪れる
→ 脱毛系の広告が表示される

課金形式:クリック課金

Googleアドセンスで表示された広告をユーザーがクリックした際に、サイト運営者に対し報酬が支払われます。ジャンルや表示される広告の種類によって報酬額は幾分か変動しますが、およそ30〜90円の幅であることが多いです。

Googleアドセンスの広告タイプ

  • ディスプレイ広告
  • テキスト広告
  • 記事内広告
  • 関連コンテンツ
ふっちゃん

色々な広告タイプが存在するんだね!

Googleアドセンスの審査方法と審査期間

審査方法

Googleアドセンスの審査では、ある1つのポリシーに基づいて審査されています。それが「ユーザーにとって有益な情報を提供しているかどうか」といった視点です。

例えば、学校の授業で英単語の意味がわからなかった時、大抵の人は辞書かインタネットで調べると思います。その時、ユーザーは疑問を持っているわけです。そして調べた結果、疑問が解消されるサイトであれば審査には通るということです。

とはいえ、これはあくまで大前提の話であり、細かい粒度での審査基準は他にもあります。

  • 独自性のある記事か
    例え有益な情報が掲載されていても、他サイトからコピペした内容のものは審査には通りません。似たようなの内容であったとしても切り口を変えてみたり、別の視点から説明することで独自性は担保することができます。
  • ページ数・記事数は十分か
    1記事あたりの文字数が著しく少なかったり、そもそもの記事数が少ない場合は審査が通りません。原則、何文字以上でないと通らないといったことではないのですが、最低でも1記事あたり1000文字は必要との見解が多いようです。また記事数も厳格な決まりはないのですが、最低10記事以上はあると良いとされています。
  • サイトは見やすいか
    有益な情報が記載されていたとしても、文字だけだったり、見出しがわかりづらかったりとユーザーが見にくいと感じてしまうと審査が通りません。画像や色、ボタンなどの工夫をして装飾してあげることでサイト全体が見やすくなり、審査も通りやすくなります。

上記の他にも細かい部分での基準はあります。
さらに詳しく知りたい方は、アドセンスの資格要件をご確認ください。

審査期間

アドセンス管理画面上にも表示されていますが、基本的には最大2週間ほどかかるようです。しかしながら、コロナの影響で少しばかり超える場合もちらほら出ているようでした。私もその一人です。

私の実体験

ここからは、私の実体験を踏まえつつ、アドセンスの審査に落ちた際の対象法とその効果についてご紹介します。

経緯

2021年1月4日にサーバーの申込みや、WordPress(ワードプレス)の開設などを実施し、ブログをスタートしました。私は広告代理店に勤めていることもあり、始めるまでの準備などはすんなりと進めることができました。ちなみに使用しているサーバーはConoHa WING(コノハウィング)です。

ConoHaWING(コノハウィング)には、初心者におすすめの「WordPressかんたんセットアップ機能」というサービスを実施しており、普通であればおよそ1時間以上かけて独自ドメイン取得や、WordPressのインストール、WordPressテーマの追加、SSL設定などをしなくてはならないのですが、このキャンペーンを使えばものの10分で設定を行ってくれます。

Googleアドセンス審査落ち

その後、ダメ元でGoogleアドセンスに広告審査を出そうと思い、ブログを始めてから4日後の2021年1月8~10日のいずれかの日にちに審査を出しました。その時点で記事は大体5~10記事を執筆していました。ただ内容やビジュアル面は始めたばかりということもあり、かなり拙いものであったため審査落ちの覚悟はしていました。

時間が経過し、2021年1月25日にメール宛に連絡が届き、審査に落ちたことが発覚しました。先に供述した通り、最大でも2週間以内には結果が報告されるようなのですが、私の場合だと2週間とプラス3日経過したことになります。おそらくコロナの影響であると考えられます。


審査に落ちた要因は「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」でした。

Googleアドセンス審査落ちの要因

アドセンスの管理画面上では「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」と記載されているだけで具体的な内容は明示されていませんでした。そこでインターネット上を調べてみるといくつか具体的な要因は記されていたので共有します。

1.カテゴリーページのコンテンツ数

今現在の2人ぐらし.comのヘッダー下のナビゲーションメニューで表示されるカテゴリは「ホーム」「VOD」「電子書籍」「雑学」「サイトについて」の5つです。

各ページにはカテゴリごとに分けられた記事一覧ページが表示されるようになっています。審査結果が出たタイミングでは、「ホーム」「VOD」の2つしか十分に記事がない状態で、それ以外の記事数は「電子書籍」は0、「雑学」は0、「サイトについて」は1の状態でした。

カテゴリ記事一覧ページの内容が全くない状態であったため、コンテンツが少ないと判断された可能性が高いです。また、同様にタグごとでも一覧ページが表示されるようになっており、そちらも同様にタグの中には記事数が少ないものもあり、2重で引っかかってしまった可能性があります。

コンテンツの少ない記事一覧ページや、固定ページ(問い合わせフォーム)は積極的に広告掲載枠から排除していくのがいいかもしれませんね。

2.プレビューボタンの押しすぎ

明確にこちらが原因で落ちたかどうかは怪しいのですが、理論的には間違っていないのでご紹介します。

プレビューのために作成されるURLは、オープンソースではないため閲覧できる人が限定されています。そのためアドセンスの規約に触発し、審査が落ちやすくなるというものです。

ただし、明確な根拠はないので参考程度にしておきましょう。筆者もこれを知ってから推す回数をがくっと減らしましたが、0というわけではありません。

対策

おそらく今回審査が落ちた1番の要因は、カテゴリーページのコンテンツ不足が要因かと思います。自分のサイトを検索した際に、「電子書籍」の一覧ページが表示されていたのですぐさまコンテンツ数を増やしています。コンテンツを増やすのはかなり時間がかかるので基本的には広告を表示させないほうが手っ取り早くおすすめです。

自身のサイトの検索結果を見る方法

検索窓に「site:サイトドメイン」を入力し、検索すると表示されます。

例)「site:hutari-gurasi.com」
検索結果画面

あとは、プレビューボタンを押す回数を極力少なくしました。
※効果あるかわかりませんが。。。

今回もダメ元で結果が届いた1月25日の次の日、26日に再審査を依頼しました。
結果が届くタイミングで進捗を報告します。

※2月13日追記※
2月12日にアドセンス審査の結果がメールで届き、不合格でした。二回目の審査落ちの要因と対策をまとめております。