今話題のSNS「Clubhouse」とは?人気の秘密に迫ります【徹底解説】

2021年6月15日

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この記事では、今話題のSNS「Clubhouse」いついて詳しく解説します。
アプリの概要や、実際の使用感について記載してます。

Clubhouse(クラブハウス)ってなに?

今何かと各メディアで取り上げられているSNS「Clubhouse」。
アプリアイコンは、海外のヒップホッパーのような人物が笑っている特徴的なアイコンです。

概要

Clubhouseとはアメリカ企業「Alpha Exploration Co」が開発・運営しているソーシャルネットワークサービス(SNS)で、通話型チャットツールのようなアプリです。

2020年4月にサービスが開始され、徐々に人気を拡大してきました。2020年12月時点では、世界で約60万人以上の登録ユーザーがいます。

特徴

このアプリには雑談、音楽、政治討論などの幅広いカテゴリで分けられた仮想空間が存在します。その仮想空間上に各々が部屋を設けることができ、その部屋には招待を受けたユーザーのみが参加することができます。つまり、完全招待制の通話アプリのようなイメージです。

利用ユーザーが限られているにも関わらず、Appstoreのレビュー数は762件もあり、総合点は5点満点中と4.7点となっています。これは期待がさらに高まりますね。

人気の理由

そんなただの通話アプリがなぜそこまで人気になっているのでしょうか?その理由を私なりに解説します。

希少性の創出

この完全招待制という機能が1つのキーポイントであると思います。

招待制であることによって人々は周りが参加しているのに自分だけが取り残されているという焦燥感に駆られます。基本的には今のSNS、および物やサービスというものはコモディティ化されています。コモディティ化とは、広く一般的に知れ渡っており、誰もが教示できるものだと思っていただけるとわかりやすいかと思います。そんな現代社会であえて完全招待制という限定感を訴求することで人々に新しい価値を与えているのだと思います。

例えば、日本では「Spoon」という音声チャットアプリが流行しています。(一時期YouTubeの広告に出すぎてて話題になりましたよね)Spoonは、どんな人でも簡単に部屋に入退場ができ、いわゆる「Showroom」や「17Live!」などのライブ配信アプリの音声バージョンの立ち位置です。誰でも入れるということは、そこに希少性はなく、コモディティ化されています。

では、逆にそれまで「Spoon」や「Showroom」などのアプリを使っていた配信者が、完全招待制を用いたらユーザーがどう感じるでしょうか。おそらく多くの視聴者は興味をなくし、離れていくことでしょう。しかしながら、コアなファンからすれば希少性が高まり、自分だけの優越感に浸ることが可能です。具体例を用いると、アーティストのライブに似ていると思います。ライブは、基本抽選で決まり、その会場でしか味わえない体験を味わうことができますよね。そのため、人々は費用をかけてファンクラブに入って抽選確率を高めたり、いい席を確保しようとしますよね。Clubhouseはそれと同じ作用を生んでいるのではないかと推察します。

コロナが後押し

これはClubhouse以外のアプリでも同様ですが、やはりコロナの影響は大きいと思います。人々は直接会って話すことを余儀なく制限され、うっぷんや不満が飽和している状態です。そんな中で「zoom」の台頭や、その他のWeb会議ツールが急激に発達したようにオフライン以外での会話ができる場所を探していました。そうして、このClubhouseもzoomやSpoon、17live!などの仲間入りを果たしたのではないでしょうか。

ホリエモンさんも解説

あの経済界のご意見ばんであるホリエモンさんもYouTubeでClubhouseのことについて取り上げていました。やはり世界経済の動向を見据えている方の考えや思考はすごいですね。(私の意見がお恥ずかしいです。。。)

アプリのアイコンの人について

個人的には非常に興味をそそられる話題だったのですが、調べても出てこなかったので分かり次第追記するようにします。

Clubhouse本当に使えないか試してみた

先程、「既存ユーザーからの招待がなければそもそものアプリにすら入れない状況」であると述べましたが、本当に入ることができないか確かめてみたました。

まずは、下記のボタンよりアプリをダウンロードします。

Download on the App Store

開くと全文英語のページが開きます。頑張って訳しました。汗

クラブハウス画面操作

ようこそ!
正規版をローンチできるよう頑張って準備しています。障害が発生しないよう順次ユーザーを追加しています。
まだ招待を受けていないようであれば、ぜひユーザーネームを先にご用意してその時が来るのを待っていてください。アプリをダウンロードしてくれてありがとう!
ポール、ロハンとクラブハウスチームより

どうやらやはり参加するには既存ユーザーからの招待が必須のようですが、ひとまず「Get your username →」と書かれた青いボタンを押してみます。

クラブハウス_アプリ2

次に電話番号の入力を求められます。
入力して「Next→」を押します。

クラブハウス画面操作

次にパスワード入力の画面が開きます。
SMS(ショートメッセージ)にパスワードが送信されるので受信したパスワードを入力します。

クラブハウス画面操作

次に名前を入力します。

クラブハウス画面操作

最後にユーザーネームを入力します。
TwitterやInstagramと同じユーザーネームにしておくと扱いやすいかもしれないですね。

クラブハウス画面操作

またまた英語です。

あなたのアカウントを登録しました。アカウントが準備でき次第連絡します。

どうやら本当に招待がないとアプリに入ることすらできないようですね。

まとめ

ここまでClubhouseの詳細について解説してきました。

まだまだ発展途上のClubhouseですが、現代のSNSの優位性である「みんなが平等に使える」という点を逆手に取り、希少性に目をつけたあたりが真新しく、今後に期待を寄せてしまいますね。

もし、Clubhouseを一言で言うならば

選ばれた人のみが入れる秘密の部屋

といったところでしょうか。※異論は認めます。