高知家IT・コンテンツネットワーク交流会のオンラインイベントに参加してみた感想 ~その1~

2021年6月15日

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この記事では、3月4日に開かれた高知家IT・コンテンツネットワーク交流会主催の【先輩ワーカーと語る「あなただけの高知に副業・テレワーク」~都会と高知どうやってデュアル?】オンラインイベントに参加してみた感想を2つの記事にまたがって紹介します。

本記事(その1)では、実際に参加するまでの背景や、過程、参加特典をご紹介します。いち早く感想を見たい方は下記のリンクより御覧ください。

私の自己紹介

ふっちゃん

本題に入る前に軽く私の自己紹介をさせていただきます。

私は今現在東京都でインターネットを専門的に扱う広告代理店で働く会社員です。年は2021年で24歳になり、社会人歴2年目のペーペーです。高知県出身で大学生になるまでずっと家族と一緒に高知県に住んでいました。高校を卒業し、兵庫県の大学に通うことになり、一人暮らしを始めます。はじめての一人暮らしは勝手がわからず、苦戦したのを今でも思い出します。それから色々とあり、今現在に至ります。

高校まで高知県に住んでいたこともあり、高知県にはかなり思い入れがあります。如月弁当のチキン南蛮弁当に鳥心のチキン南蛮、かいだ屋のうなぎに明神丸のかつおのたたき。高知を思い出すと食べ物ばかり思い出してしまいます。笑

たくさんの自然とおいいしい食べ物、温かみのある町の人々。とても暮らしやすい高知県ですが、私が一点だけ気にしていたことがありました。それは、ITを使いこなせる人が少ないということです。このことに気づいたのは私が大学に通うため県外にでてから、帰省したときでした。

明確な時間は覚えていませんが、2015年以降の大型連休の際に高知県に帰省し、母親と近くのスーパーに行くと楽天edyでの決済を推奨していました。至るところに楽天edyにシールや、旗がありました。始めて見た時は正直、感銘を受けました。当時、キャッシュレスの波は日本全国で波及しており、当の私もQRコード決済などに次々手を出し始めて頃でした。edyはプリペイドカードなので完全なキャッシュレスとは言いにくいですが、高知県という日本の中でも屈指の高齢社会である場所でも現金を扱わない方法で支払いができるというのは、高知県でもIT化が進み始めたのだと未来に対し希望を抱きました。

しかし
それがつかの間の幻想であるとすぐに発覚します。

母親が入店するや否や入口付近のとある機会のところに向かったのです。「あれ~何をしているのかな?」と思ったらお気に入りのバッグから財布を取り出し、edyに現金チャージを行っていたのです。これを見た時は、かつお人間の断面図を見たときと同じくらいの衝撃でした。

カツオ人間、銀座の地下に現れる
高知のマスコットキャラクター「カツオ人間」

もちろんプリペイドカードなのでなにかしらの方法でお金をチャージしなければならないのですが、態々お店でチャージするのでは、結局現金をもっていなければならなくなります。もちろん、本施策のメインの目的はレジでの時間カットや人員カットかもしれないのですが、今後キャッシュレスの波がさらに波及し、本当に現金を扱わない時代が来たときに確実に楽天edyのシステムは崩壊すると思ってます。そのあたりの高知県のズレた感じが私的には解せない点です。

このような帰結に至ってしまった原因ははやりITをうまく使いこなせる人材が少ないからだと考えています。実際、私の祖母はケータイを持っていませんし、祖母の自宅にはWi-Fiもありません。また、母親も自身が使っているクレジットカードの利用状況や、家の光熱費などのインターネットでの見方がわからず、私が変わりにアカウント登録し、毎月報告しています。私には妹がおり、母親と同居しているのですが妹もわからず、私がやる羽目になっています。もはやスマホを持っている意味すらないのかもしれません。笑

私の回りだけでもこれくらいインターネットに関して無頓着な人が多いのです。シニア世代はもちろん、アラフォー世代の中でも使いこなせている人はごくわずかではないかと想定しています。現にデータでも高知県のインターネット利用状況は他県に比べて低い状況であることが確認できます。

https://uub.jp/pdr/i/u.html より

都道府県別にインターネットの普及率を示したこちらの資料をみると高知県は全国ワースト4位にランクインしています。(総務省の平成23年通信利用動向調査からのインターネット利用率です。)

このようなことから高知県の将来性を危惧した私は陰ながらどのようなプロモーションを行えば、高知県がよりITを用いて発展することができるかを考えていました。

本オンラインイベントとの出会い

そんなふうに考えながらも仕事を着々と仕事をこなす毎日を送っていた2021年2月下旬の頃。何気なく見ていたYouTubeでとある広告を目にします。それが高知県が運営する高知移住者のための仕事ポータルサイト「高知家で暮らす」のYouTube広告でした。

自身がインターネット広告を扱う仕事をしている関係もあり、IT化が進んでいない高知県でインターネット広告を活用したプロモーションができるとは到底思っていませんでした。広告事態はそこまで完成度が高いものではなかったですが、何かを私の考えを変えてくれそうな気配を感じ、広告を押しました。これを気に「高知家IT・コンテンツネットワーク」というコミュニティーのことを知り始めます。

「高知家で暮らす。」とは?

「高知家で暮らす。」とは、高知県に住みたい、もしくは地方ぐらしをしたいと考えている県外在住者を対象にした高知県情報ポータルサイトです。主な狙いは高知県への在住者を増やすことであり、該当サイトを通じてUターン、Iターンしやすい環境を作り上げています。サイト構成も行けており、ビジュアルはかなり良好です。高知県のHPなどとくらべるとその差は歴然です。

そんな「高知家で暮らす。」の中で私が一際興味を頂いたのが【\高知家IT・コンテンツネットワーク交流会/先輩ワーカーと語る「あなただけの高知で副業・テレワーク」】というセミナーでした。

内容は、高知県の移住は難しいけど故郷である高知県にITを通じてなにかしら貢献したいと考えている方や、高知県のテレワークのお仕事ってどんなの?と疑問を抱いている方を対象に、都市部での仕事や生活を維持しながら 上手に高知と関わっている方をゲストにお迎えし、活動内容や、都市部と高知間のコミュニケーションの取り方、コスト、工夫していることなど、リアルなお話をお届けするといったものです。

私自身の仕事がコロナの影響もあり、完全テレワークで成り立っているのでぜひともこの環境を利用し、生まれ育った故郷へなにかしら還元できないかと思い、参加することを決意しました。2021年の3月4日の夜に開催されましたが、本セミナーの内容や感想、および「高知家IT・コンテンツネットワーク」というコミュニティの説明については、次の記事でご紹介します。本記事のここから先は参加特典のご紹介になるのでいち早く内容が見たい方は、下記のリンクより御覧ください。

超豪華な参加特典

先にご紹介したセミナーはもちろん無料で参加できます。ですが、1,000円を払うと高知県のお菓子セットがもらえるとのことでしたので、せっかくなので注文することにしました。そしてセミナー前々日の3月2日にそれが届いたのでそちらの中身をご紹介いたします。

中々に厳重な感じで運ばれた模様です。こういった親切な施しがあるのはいいですね。さすが高知県!
ラッピングを外すと素敵な色紙に包まれていました。「まるごと高知」と書かれています。

中身を開封すると上に御礼のメッセージが添えられておりました。そこに詰め合わせセットの内容物が記載されていますが、なんと豪華なことでしょうか!計5点も入って1,000円とはめちゃくちゃお得ですね。※姫カツオが2種入っています。

これは旨が高まります!それではいざ開封の儀!

なんて豪華な特典でしょうか。定価で買えばだいたい1,500円くらいなのでそこそこお得です。また一人暮らしの身には非常に助かる支給品です。高知県の方であればかなり馴染み深いものが多く、懐かしさすら感じるのではないでしょうか?

以下より個別にご紹介しますが、写真の見栄えが悪く、あまり美味しく見えないですが本来のポテンシャルの10分の1だと思って頂けると幸いです。

土佐ぶんたん 果皮砂糖漬け

今回の特典の中で一番好きな商品です。土佐ぶんたんの皮をそのまま砂糖漬けにしたお菓子です。見た目以上に酸っぱさよりも甘さが強く、子供から大人まで楽しめる味となっています。特に文旦が加工された感じの安っぽいものではなく、フレッシュな文旦に近いような香りと食感でした。

豆腐ジャーキー

一見、高知県とは無関係のこちらの商品ですが、製造者のタナカショクさんは高知県に会社を構えています。初めて豆腐ジャーキーなるものを食べてみましたが、これまた絶品です。食感は正直本物のジャーキーとは若干違いますが、味付けはまさにジャーキーです。食感も独特で次から次へと口に放り込んでしまう中毒性があります。唯一の欠点が本物のジャーキーが無性に食べたくなってしまうことです。

姫かつおスティック(ピリ辛味・にんにく味)

こちらの商品なは高知県のスーパーや道の駅、お土産店など至るところで売られている商品なので目にした方も多いのではないでしょうか?私も高知から東京に戻る際はかならず買って帰るお気に入りの商品です。ニンニク味が一番美味しいです。(超にんにく好き)

よさこい芋けんぴ

県外勢が意外と知らない高知のイチオシ食品「芋けんぴ」。人によってはこのよさこい芋けんぴではなく、坂本龍馬がパッケージになっているものや、水車亭(みずぐるまや)の塩けんぴが好きな方もいますよね。それぐらい種類が豊富で、一度食べ始めたら止まらなくなる魔法の食べ物です。

ミレービスケット

今となっては、全国のスーパーなどでも販売されるようになった「ミレービスケット」。塩加減が最高でこちらも食べ始めたら止まらない一品です。やはり高知県民はお酒を飲む文化が盛んなのでこういったやめられないおつまみみたいな商品が多いようです。(気のせいでしょうか?笑)

今回ご紹介したいずれの商品も高知のお土産店を始め、道の駅やスーパーなどでも販売されているので今後高知に旅行を考えている方はもちろん、高知にお住まいの方もぜひご賞味いただければと思います。

セミナーの感想について

ここまでダラダラと自分の生い立ちや、高知県の課題、特典紹介などご紹介してきました。次の記事からは大真面目に【\高知家IT・コンテンツネットワーク交流会/先輩ワーカーと語る「あなただけの高知で副業・テレワーク」】セミナ-について詳しく感想を述べさせていただきます。