【実体験】アドセンス三回目の審査で合格!価値の低い広告枠からの改善策をご紹介

2021年6月15日

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この記事では、2021年1月より全三回にわたるGoogleアドセンスの審査を経て、ようやく審査通過までたどり着いた私の実体験を元に同じく「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」という要因で審査を落とされている方への対策・改善策をご紹介します。

アドセンス三回目の審査で合格!

アドセンスからのメール

この瞬間をどれだけ待ち望んだことか!

2月25日の朝起きてメールを開くとGoogleからメールが届いていました。内容はお察しの通りGoogleアドセンス広告掲載プログラムの審査合格です。およそ1.5月の月日を経てようやく合格することができました。今となっては短い期間のように思えますが、当時は見えないゴールに向かってがむしゃらに手を動かしており、いつまで振り回されるのだとうかとそんな気持ちでいっぱいでした。

アドセンス管理画面

アドセンスの管理画面でしっかりと準備完了の文字がでていますね。これで私のWEBサイトにもGoogle広告が掲載され、アフィリエイト以外でも収益化できるようになりました。

この「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」という審査落ち要因はかなり厄介ものです。というのも審査通過のための具体的な改善策が明確になっていないないからです。というよりもそもそもGoogleアドセンスの審査基準は定性的かつブラックボックス(非公開)なのです。その中でもこの「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」は複数の要因が想定され、かつ定量的な改善策ははっきりとしていません。

ふっちゃん

多くの初心者ブロガーがここで頭を悩まされるようです。

私もそんなアドセンスの罠にひっかかってしまったブロガーのひとりな訳ですが、なんとか3回目の審査で合格を手にすることができたので今回は私の実体験を元にどのような対策・改善策を施したことによってアドセンスの広告審査に合格したのかについて、経緯とともにご紹介させていただきます。

これまでの経緯

1回目の審査落ち

2021年1月4日にサーバーの申込みや、WordPress(ワードプレス)の開設などを実施し、ブログをスタートしました。私は広告代理店に勤めていることもあり、始めるまでの準備などはすんなりと進めることができました。ちなみに使用しているサーバーはConoHa WING(コノハウィング)です。

ConoHaWING(コノハウィング)には、初心者におすすめの「WordPressかんたんセットアップ機能」というサービスを実施しており、普通であればおよそ1時間以上かけて独自ドメイン取得や、WordPressのインストール、WordPressテーマの追加、SSL設定などをしなくてはならないのですが、このキャンペーンを使えばものの10分で設定を行ってくれます。

その後、ダメ元でGoogleアドセンスに広告審査を出そうと思い、ブログを始めてから4日後の2021年1月8~10日のいずれかの日にちに審査を出しました。その時点で記事は大体5~10記事を執筆していました。ただ内容やビジュアル面は始めたばかりということもあり、かなり拙いものであったため審査落ちの覚悟はしていました。

時間が経過し、2021年1月25日にメールで連絡が届き、審査に落ちたことが発覚しました。要因はもちろん「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」でした。また、審査結果は最大2週間のほどで出るものですが、私の1回目の審査は2週間と約3日と若干オーバーする形で届きました。おそらくですが、コロナの影響があると考えております。

ふっちゃん

最近は遅れるケースが増えている模様です。

2回めの審査落ち

2021年1月25日にメールで1回目の審査落ちの連絡が届いた翌日26日に同じくダメ元で審査を出しました。1回目でかなり審査に時間がかかることが分かったので審査依頼を出してからそれぞれ対策・改善策を施そうという狙いでした。実際に行った対策等については、後述します。

それから月日が立ち、2021年2月12日に再度通知が届き、結果は不合格でした。不合格の理由は前回同様の「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」でした。

アドセンス管理画面

最初の審査を依頼してから審査結果が届くのに約15日(1月10日〜1月25日)かかったのに対し、今回はさらに長くなり、約18日間も時間を要しました。(1月26日〜2月12日)
もし、今後アドセンスの広告審査を出す方はあらかじめ最大で3週間程度の余裕を持っていた方が良いかもしれません。

その後、2021年2月12日に再度審査を依頼し、2月25日に合格の連絡が届きました。今回は13日と2週間以内に審査結果が届きました。

実際に行った対策・改善策

1回目

1回目の対策・改善策

・カテゴリページのコンテンツ数増加
・記事タグの大幅削除
・プレビューボタンを押さない

カテゴリページのコンテンツ数増加

一部のカテゴリページにおけるコンテンツ数が1~2個しかないページが存在していたため、コンテンツ数を2~3個増やし、各カテゴリページに4~5個のコンテンツが存在するようにしました。また、念の為広告掲載対象ページから排除し、このページは審査対象ではないことを示しました。

記事タグの大幅削除

上記のカテゴリページの話と似ているのですが、記事に付与したタグでの一覧ページも存在しており、タグ1つにつき1つしかコンテンツがない場合も多く見受けられていたので、タグを大幅に削除しました。具体的には20個程あったタグを5個まで少なくしました。また、念の為タグ一覧ページも同様に広告掲載対象ページかた排除しました。

プレビューボタンを押さない

これはいささか神話のような話にはなるのですが、プレビュー画面で生成されるURLは、オープンソースではないため閲覧できる人が限定されています。そのためアドセンスの規約に触発し、審査が落ちやすくなるというものです。理論的には間違っていないこともないように思うのですが、であればプレビューボタン自体を廃止するといった動きがあってもおかしくないと思うのですが、存在し続ける以上はこれが要因でアドセンス審査に落ちているわけでは無さそうではあります。

とはいえ、プレビューを押さなくてもブログを書くことはできるので基本的には押す機会はなくなりました。

2回目(合格)

2回目の対策・改善策

アドセンスコードの設置
・問い合わせページの作成
・サイトマップ作成

アドセンスコードの設置

最初に設置するはずのアドセンスコードが設置できていなかったのでそれをhead内に埋設しました。仮にこれが要因だったとするとそもそも「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」という要因ではなく、「コードが識別できません」や「広告掲載の準備ができていません」といった要因が想定されるのでもしかすると関係がなかったのかもしれません。

なっちゃん

今となっては闇の中だね~。

問い合わせページの作成

問い合わせページを新規で作成しました。こちらは他の人の実体験を見ていても、問い合わせページを作成することによって審査に合格したケースは往々にしてあったので効果的であったのではないかと思います。もし、まだやっていない方がいれば簡単にできるのでぜひやってみてください。

サイトマップ作成

Googleのロボットにより自身のサイトをクロールしてもらえるようサイトマップを新たに作成しました。直接合格に影響を及ぼした可能性は少ないですが、よりクローリングされることによってサイトの質が解消された可能性はあります。現にサイトマップを作成する前まではインデックス登録ページは4ページ(全20ページ中)ぐらいであったのに対し、サイトマップを作成した翌日にはほぼ全ページがインデックス登録されていました。

記事はたくさん作成したのにサーチコンソール管理画面上でインデックス登録が全くされないといった方はサイトマップを作成することをおすすめします。自身のサイトがインデックス登録されないと検索結果画面に表示されないことと同義なのですぐに対応したほうが良いです。

ふっちゃん

自分も後回しにしていたのですが、今となってはもっと早くしておけばよかったと後悔しております。。。

そして2月25日に合格することができました。

まとめ

ここまで実体験をもとにどのような対策を施してきたのかをご紹介してきました。私の個人的な意見にはなりますが、紹介した対策例に優先度をつけるとすると以下になります。

1.アドセンスコードの設置
大前提必要な作業になるので確認しておきましょう。

2.問い合わせページの作成
今回の合格に最も寄与した可能性があります。

3.カテゴリ・タグ一覧ページを広告対象から排除
カテゴリ・タグ一覧ページはそもそもコンテンツが少なくなりやすいものです。コンテンツ数が少ない=広告枠が少ないということなのでNoindexタグを加えるか、アドセンス管理画面上で広告掲載ページから排除するかのいずれかで対応しましょう。もちろんコンテンツ数を増やしても構いません。

4.サイトマップ作成
直接、審査に影響を与えた可能性は低いですが、作成しておくことを強く推奨します。

5.プレビューボタンを押さない

定性的な部分が多く、挫折しやすいGoogleアドセンス広告審査ですが、あきらめず根気強く立ち向かっていきましょう。